AI手書き文字認識サービスの導入事例
京都府舞鶴市様

検証を実施される舞鶴市職員のみなさま

舞鶴市様が抱えていた課題

京都府舞鶴市様では、RPAを導入することを視野に入れて、様々な業務の自動化を研究されていました。しかし、そこで課題になったのは、元となるデータが紙ばかりであること。元が紙であれば、その入力に時間がかかりRPAの効果が出せません。

この課題の解決のために舞鶴市様が着目されたのが、AIによる手書き文字認識という技術。

一方、当時「AI手書き文字認識サービス」を開発した京都電子計算は、このサービスを実証していただける自治体様を探していました。このお話を舞鶴市様にご提案させていただいたところ、両者のニーズが一致。 両者は、「AI-OCR実地検証にかかる協定」を締結しました。

プレスリリース
「AI-OCR実地検証にかかる協定の締結」について京都電子計算株式会社と舞鶴市が業務提携

舞鶴市様ではまず、本格的な実証実験に先行して一部の部署で効果を測定するためのテストを実施されました。この結果、約70%もの作業時間削減が可能という、良好な結果を得ることができました。

舞鶴市様からのコメント

舞鶴市にて検証チームを主導された吉崎様より、以下のようにコメントをいただいています。

「AI手書き文字認識サービス」 は、操作が非常に簡単。書類をスキャンして画像を保存するだけで確認・修正の準備が整う。最初は電算担当課の職員で操作していたが、手順を教えれば担当課の職員でも簡単にできた。

また、今後の抱負として、以下のようなコメントもいただきました。

先端技術によって、手間が省けた、作業時間が削れたというのは、途中結果でしかない。その向こうにあるもの、最終的に我々が何を目指しているか、誰のためにやっているのかを見失わないようにしないと、取り組みは長続きしない。担当に任せて終わりになってしまうのではなく、最先端の技術を使って今後の舞鶴市をどうやって良くしていくのか、職員皆で考えていきたいと思っている。

検証チームを主導された舞鶴市役所の吉崎様

Cloud PARKでは、このような新たなサービスを地方自治体様に広くご活用いただけるよう、サービスを展開してまいります。