有田市は「みかんの町」として有名で、「有田みかん」の栽培が盛んに行われています。
また、漁業も盛んで、特に太刀魚の漁獲量は日本一です。
令和2年度よりRPAを導入しましたが、行政の事務では紙形式のデータが多く、これらを電子化しないとRPAの活用促進ができないと感じたことがきっかけです。
AI-OCRの導入目的は、紙形式のデータを電子化することで、各システムへのデータ入力処理をRPAで省略化することでした。
これらの処理は、マイナンバー利用事務系システムで行う業務に多いので、LGWANセグメントから分離された環境でも利用できるサービスを選定する必要がありました。
導入後の効果として、想定以上に読取精度が高く修正箇所が少なかったこと、また読取結果の確認画面が分かりやすく現場の部署の職員に容易に受け入れられたことから、業務の効率化につながったと感じております。
・保育所の月間指導計画の電子化
・ふるさと納税申込書の電子化
・入札参加資格申請の添付書類の電子化(RPAとの組み合わせ)
・介護保険の負担限度額認定申請書の電子化(RPAとの組み合わせ)
マイナンバー利用事務系システムにてAI-OCRサービスを利用するにあたり、「OCR処理の準備」と「OCR処理後の確認・修正」はマイナンバー利用事務系ネットワークで行い、「OCR処理」のみLGWAN系ネットワークに接続された端末で行っております。
原課の職員へサービス導入の周知を行なうだけでは、利便性を理解してもらうことが難しく、活用の幅を広げることができません。
そのため、活用事例等の定期的な情報発信やDXに興味のありそうな部署への提案など、地道な普及活動を通じて今後も活用事例を増やしていきたいと考えています。
有田市様は、RPAとの組み合わせも含めてAI-OCRというツールを、非常にうまくご利用いただいていると思います。
今後もサポートやサービスのご提案を行なわせていただきますので、他部署様への普及やさらなる業務効率化の一助となれば幸いです。
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